ベーグル専門店CocoroPan(こころパン）京都亀岡市幸せの匂いベーグル屋さん

物語の舞台は京都府亀岡市です。

子どもの頃の“懐かしい匂い”に惹かれて、
ベーグル専門店を開業した71歳の下村加代子さんが

この物語の中心人物です。

福岡県出身で4人姉弟の長女！
1. 20歳で結婚し一男一女が誕生！
2. 突然の悲劇がおこりました
そうだ、パンを作ってみよう！

福岡県出身で4人姉弟の長女！

福岡県出身の加代子さんは、
4人兄弟の長女として生まれました。

6歳の時に炭鉱で働いていた父・治さんが亡くなり、
母と3人の弟のために生計を支える道を模索し、
中学を卒業後に大阪の看護学校に進学しました。

18歳で准看護師の資格を取得し、大阪の病院で働きつつ、
定時制高校にも通いました。

その後、家族への思いから福岡に戻ることを決めました。

20歳で結婚し一男一女が誕生！

学生時代に出会った達美さんと20歳で結婚し、
一男一女をもうけた加代子さんは、
福岡の小さな病院で勤務した後、
夫の故郷である京都へ家族と共に移住しました。

京都の総合病院で准看護師としてパートタイムで働いていました。

子育てが落ち着いた36歳の時に
「もっと仕事の幅を広げたい」と考え、再び看護学校に通い、
正看護師の資格を取得しました。

突然の悲劇がおこりました

加代子さんは家庭と仕事の両方で日々努力していましたが、
突然の悲劇に見舞われます。

夫の達美さんが交通事故で亡くなったのです。

この悲しみを乗り越え、
加代子さんは看護師としてさらに成長を遂げ、
最終的に看護部長まで昇進しました。

66歳になった時、後進に道を譲る決意を固め、
引退を決めました。

そうだ、パンを作ってみよう！

医療現場から退いた後、
加代子さんがふと思い出したのは小学生の時、
校庭に漂う焼き立てのパンの香りでした。

「パン作りをしてみよう！」と思い立ち、
1年間パン作りを学んだ後、
自宅でパン教室を開設しました。

さらに、シェアキッチンを利用してパンを販売すると、
「美味しい！」と評判となり、
自身のパン屋を開業することを決意しました。

2022年ベーグルの専門店『CocoroPan(こころパン）』をオープン！

CocoroPan
〒612-0826　亀岡市篠町篠新畑田5-1橘テナント1

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2022年に、ベーグル専門店「CocoroPan（こころパン）」
を開店しました。

店舗は長男の義彦さん（48歳）と長女の香奈恵さん（41歳）
も協力して運営しており、
20種類以上のベーグルを提供しています。

シンプルなプレーン、粒あんとバターがぎっしりの「あんバター」、
亀岡市の観光マスコットキャラクターを模した
「かめまるベーグル」などがあります。

これらはまとめて購入するお客様も多く、
どのベーグルも人気です。

CocoroPan(こころパン）の詳細

CocoroPan
〒612-0826　亀岡市篠町篠新畑田5-1橘テナント1
【営業日】：火・水・金・土
【営業時間】：　11:00〜売り切れ次第クローズ

TEL：0771-56-9417
Email：info@cocoropan.com
Instagram　Facebook
CocoroPan(こころパン）公式サイト
CocoroPan(こころパン）オンラインショップ

篠料金所よりクルマで約5分

駐車場は敷地内にあり、
番号の指定はなく他のテナントと共用です。

01から03までの番号も使用しています。

長時間の駐車は他のお客様への迷惑になるためご遠慮ください。

馬堀駅より、徒歩で約20分、クルマで約5分

自転車やベビーカーは店舗前に停めることができます。

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ジムで体力作り！

『CocoroPan』を開業したことを機に、
加代子さんはジムでの運動を始めることにしました。

パン屋として長く活動するためには、
体力と筋力の維持が必要だと感じたからです。

「人生最後まで自分の力で生き抜きたい！」と
情熱を持って語る加代子さん。

また、彼女にとってのリフレッシュの場は、
15年間通っている美容室です。

忙しい看護師時代も、
美容室で癒された後に再び仕事に取り組んでいたといいます。

新作ベーグルの試作！

春をイメージした新しいベーグルの試作を行いました。

ピンク色のベーグルには桜あんとクリームチーズ、
ビスケットをサンドしています。

味は良好ですが、少し改良の余地があるものの、
商品化を決定しました。

加代子さんは定休日でも店に出て、
じっとしているのを嫌います。

困難があっても常に前向きに歩み続けてきた彼女は、
「もちろん、皆の協力と支援があっての今だ」と
感謝の気持ちを述べています。

『こころパン』の心は、全ての人への感謝に満ちています。

これからも義彦さん、香奈恵さんと共に、
みんなを幸せにするパンを作り続けてください。