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バイクは燃料タンク満タンで何km走るのか、知ってた?覚えておいて

バイク燃料タンク 暮らし

現代のバイクは、
高度なECU(エンジン・コントロール・ユニット、つまりコンピューター)
を用いてFI(電子制御燃料噴射装置)を管理しており、
多くの車両ではメーターのディスプレイに瞬間燃費やガソリンタンクの
残量から計算される推定走行可能距離(残燃料航続距離)
を表示する機能を備えています。

このような機能を持つバイクを持っていれば、
燃料タンクの容量や燃費(燃料消費量)を把握していなくても、
大きな問題はないでしょう。

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カワサキ

カワサキの「エリミネーター」モデルのメーターでは、
ガソリン残量が少なくなると「給油機マーク」と
燃料計の最後の目盛りが点滅し始める(燃料警告灯)。

この時のガソリン残量は約3.2リットルとされています。

しかし、キャブレター式や初期のFI搭載バイクのように、
古いモデルではこれらの便利な機能が搭載されていない場合が多いです。

さらに、便利な機能を備えた現行のバイクであっても、
ガソリンを入れた後にメーターをリセットするのを忘れると、
燃費などが正確に表示されないことがあります。

ツーリングでも安心!

愛車の燃費や走行可能距離などを把握しておくと、
ツーリングの際にも安心できます。

まずは、自分のバイクの燃料タンクの容量を知ることが大切です。

これはバイクメーカーの公式ウェブサイトで確認できます。

また、燃料タンクにガソリンが少なくなると、
メーターにある「給油機マーク」や燃料計の最後の目盛りが
点灯(または点滅)することがあります。

これは「燃料警告灯」と呼ばれます。

この警告灯が点灯した時のガソリン残量も覚えておくと良いでしょう。

この情報は各車種の取扱説明書(ハンドブック)に記載されていますが、
分からない場合はメーカーの「お客様相談室」に
問い合わせると教えてもらえます。

バイクの燃費!

続いて燃費(燃料消費量)についてですが、
これは走行した距離を給油したガソリン量で割ることで
実際の燃費を算出できます。


例えば、200km走行後に12リットルのガソリンを給油した場合、
燃費は200kmを12Lで割った値、つまり16.6km/Lとなります。

購入するバイクの燃費!

もしバイクを新しく購入しようとしていて、
実際の燃費が分からない場合は、2012年以降のバイクであれば、
カタログやメーカーの公式ウェブサイトにある仕様表の
燃料消費率のセクションをチェックしてみましょう。

ここには「WMTCモード値」として記載されており、
これは実際の燃費に比較的近い数値です。

一方で、従来の「定地燃費値」は実際の燃費との差が大きいため、
あまり参考にはなりません。

街乗りと高速道路では!

燃費は、
ライダーの運転スタイルや走行状況によってかなり変動するため、
自分のバイクの実際の燃費を把握しておくことが重要です。


同じバイクを同じ人が運転していても、
街中での運転が多い場合と高速道路での長距離巡航を行う場合では、
燃費に大きな違いが出ることがありますので、
これら各状況の燃費を理解しておくと役立ちます。

カワサキ「エリミネーター」では!

カワサキの「エリミネーター」を例にとって考えてみましょう。

ここでは燃費は実際の値ではなく、WMTCモードに基づいています。

このバイクの燃料タンク容量は12リットルですので、
満タンの状態での走行可能距離は12リットル×27.5km/リットル=330kmとなります。

さらに、ガソリンが減って燃料警告灯が点滅し始めた後に走れる距離は、
3.2リットル×27.5km/リットル=88kmです。

ただし、実際の燃費はWMTCモードより低いことが多いので、
これらの数値は実際に走れる距離よりも少し短くなる可能性があります。

高速道路では「ガス欠」注意!

高速道路を運転中にガソリンが少なくなり、
「給油機マーク」や燃料計の最終目盛りが点滅し始めた場合は、
ためらわずに次のサービスエリア(SA)でガソリンを補給しましょう。

通常、高速道路上のサービスエリアは約50kmごとに配置されています。

燃料警告灯が点灯(または点滅)するタイミングによっては、
一つのSAを過ぎてしまうと、次のSAに到着する前に燃料切れになる
可能性があります。

これを避けるためにも、
最初に見つけたSAで給油することが重要です。

目盛りは当てにならない!

バイクの燃料計に関しては、
アナログ式であれデジタル表示であれ、
残念ながらそれほど正確ではないと言わざるを得ません。

燃料計をチェックする際は、
バイクを直立させて確認することが重要です。

サイドスタンドによって傾いた状態では、
表示が正しくない可能性があります。

燃料計は、燃料タンク内の「浮き」が
ガソリンの量(ガソリンの水位)を計測し、
それを電気信号でメーターに表示します。

しかし、バイクの燃料タンクは複雑な形状をしており、
この浮きによるガソリン量の正確な測定は難しいかもしれません。

残りの燃料を知っておく

例えば燃料計が半分の表示(満タン時に6つ点灯する目盛りのうち
3つが点灯している場合)をしていても、
実際のガソリン量が満タンの半分であるとは限りません。

実際、タンクが満タンに近いときは燃料計の
表示があまり減らないのに対し、
後半になると急激に減っていくことがあり、
これによって驚くことも少なくありません。

このため、走行距離と実際の燃費からガソリンの消費量を計算し、
燃料タンクの容量から引くことで、残りのガソリン量をより
正確に把握することができます。

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まとめ

燃料計を停車中にチェックする時は、
バイクをまっすぐに立てた状態で確認するのがベストプラクティスです
(直立させてから数十秒経過した後にチェック)。

サイドスタンドでバイクが傾いていると、ガソリンの水面も傾斜し、
燃料計の「浮き」による計測が不正確になるためです。

一方で、走行中は、通常の街乗りやツーリングなどでは
バイクはほぼ直立しているため、そのまま燃料計を
確認しても問題はありません。

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