長野県松本市で転勤生活を経て自宅を構え、
定年後にカフェを開業した尾崎道雄さん(60歳)と
妻の久美子さん(59歳)が主人公です。
2人は共に長野県の出身
長野県出身の二人。通信業の会社に勤めていた道雄さんは、
小学校教師の久美子さんと知り合い、30歳で結婚しました。
転勤生活が続く
千葉県や群馬県などでの転勤生活が続く中、
長男が誕生しました。
そろそろマイホームが欲しいと考え、
理想の場所を探し求めた結果、
2005年に常念岳を望む地に自宅を建てました。
しかし、その後も転勤が続き、
道雄さんは家族を残して単身赴任することになりました。
カフェの物件を探していたとき?
夫婦で定年後の生活について話し合う中で、
「退職後にカフェを開くのも良いかもしれない」と
考えるようになりました。
道雄さんの定年退職を機に、
カフェにするための古民家を探し始めましたが、
条件に合う物件がなかなか見つかりません。
どうしようかと悩んでいたところ、久美子さんから思いがけない一言が!
「家でやればいいじゃない!」
『cafe七十二候』をオープン
『cafe七十二候』
〒390-0851 長野県松本市島内228ー1
TEL:090ー8582ー5989
その一言に勇気づけられた道雄さんは、
ついに決意を固めました。
そして昨年の5月、四季の移ろいを楽しめる『cafe七十二候』を開店しました。
店名の「七十二侯」とは、一年を72の季節に分けた暦を意味します。
『cafe七十二候』の和のスイーツとコーヒー!
『cafe七十二候』は和のスイーツとコーヒーが自慢で、
ランチの営業はしていません。
コーヒーを担当するのは道雄さんで、
市内のコーヒースタンドでオリジナルブレンドを作ってもらっています。
一方、和のスイーツ作りを担当するのは久美子さん。
地元産の材料を使用することを心掛けており、
ジャムやあんこも手作りです。
『cafe七十二候』営業時間と他のメニュー!
『cafe七十二候』
営業時間
- 火・水・金・土・日
- 09:00 – 11:30
- 14:00 – 19:00
- 月・木
- 定休日
駐車場 有り
スイーツには、自家製のあんこや抹茶寒天を使った「乗鞍」(500円)や「常念」(600円)、
2種類のアイスクリームを盛り合わせた「蝶」(400円)などがあります。
これらのメニュー名は、お店から見える山の名前から付けられています。
ドリンクには、コーヒースタンド「High-Five」が特別にブレンドしたコーヒー(500円)や、
天龍村の「なかや農園」で生産された茶葉を使った「中井侍紅茶」(700円)、
リンゴジュース(500円~)などがあります。
『cafe七十二候』へのアクセス!
『cafe七十二候』
〒390-0851 長野県松本市島内228ー1
松本電鉄上高地線下新駅より徒歩で約12分ほど
クルマでのアクセスは松本ICより約6分ほど
「季節の変化を感じられるお店にしたい」との思いで名付けました。
オープン後は、近くの美容室や下新駅のイベント「本の駅・下新文庫」でお店のことを知り、
訪れる人も増えました。
「季節の虫やカエルの鳴き声を聞きながら、
ゆっくり過ごしてもらえればと思います」と話しています。
ゆっくりとした時間を過ごしに行ってみて下さい!
1周年を迎えた『cafe七十二候』のお祝い!
『cafe七十二候』の1周年を祝い、
子育てを通じて知り合った仲間たちが駆けつけてくれました。
自宅横に建てた囲炉裏小屋でバーベキューパーティーを開催し、
温かく見守ってくれている仲間たちとの心安らぐ時間を夫婦で楽しみました。
道雄さんは趣味で雅楽を演奏しており、龍笛を担当しています。
地元の玄向寺で開かれた演奏会には久美子さんも訪れ、
昔からの音楽が伝えられることを楽しんでいます。
パン屋さんと漁師の二刀流!
人生の楽園!はなぱんと漁師の二刀流!静岡県沼津市漁師になったパン屋さん
cafe七十二候人生の楽園!長野県松本市の季節の移ろい感じるカフェcafe
2024年6月22日(土)の人生の楽園で『cafe七十二候』尾崎道雄さんと妻の久美子さんが
出演します。楽しみにしていて下さい。
定年退職後、美しい北アルプスを望む自宅で、
四季の変化を感じてもらおうとカフェを始めた道雄さんと、それを支える久美子さん。
常連客や仲間との温かい絆についてご紹介しました。
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