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軽トラ盗難が激増中!高級車やスカイラインよりも多く盗難にあっているというなぜ?

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軽トラ 暮らし

軽トラックが盗難に遭いやすい事例が増加しており、
農道に鍵を差したままにしておくことも原因の一つかもしれません。

特に2021年以降の3年間で、
この傾向が顕著に見られます。

2021年には、キャリイが75台盗まれ、
翌2022年にはその数が122台に増加しました。

また、ハイゼットも95台が盗まれ、
トップ10内に入りました。

2023年には、キャリイとハイゼットがそれぞれ
6位から7位に位置し、レクサスRXやスカイラインといった
車種を上回る盗難率を記録しています。

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レクサスが減ってきている事実!

総合的に見ると、
レクサスの盗難件数が減少する一方で、
アルファードや軽トラックの被害が増えている
傾向にあります。

特に、スカイラインGT-R(R32/33/34)のような
クラシックカーの盗難は、2023年に大きく減少しています。

社会的に盗難の問題が注目されている中、
スカイラインの所有者は効率的な防盗策を
取り入れ始めていると考えられます。

軽トラ盗難の急増の訳は?

  1. 海外では、特に北米やオーストラリアで、
    クラシックスポーツカーと同じく高い人気を誇り、
    その需要が拡大しています。
  2. 軽トラックを所有している人の中には
    高齢者が多いため、SNSで盗難に関する情報を
    共有することが少なく、その結果、軽トラックの
    盗難の現状が十分に知られていません。
  3. 上記の事情に加え、
    多くのオーナーが軽トラックが盗まれやすいという
    認識を持っていないため、防盗対策が
    講じられていることはほとんどありません。
  4. 農道や林道、漁港など、
    鍵が刺さった状態で放置されることがしばしばあり、
    これが窃盗団にとっては盗みやすい最適な環境を提供しています。
  5. 解体が容易であり、
    部品を分解しての密輸が行いやすいという
    特徴も持っています。

需要が高まっている国もある!

その背景には、
特にオーストラリアにおける需要の増加があります。

これは、2017年10月にGMホールデンが自国の
生産施設を閉じ、オーストラリアの自動車製造が
停止した後の事態に起因します。

その結果、中古車の輸入規制が大幅に緩和され、
2018年からは1万2000豪ドルの特別関税が撤廃され、
より多くの車種が輸入できるようになりました。

この政策変更により、
日本製の軽トラックも輸入可能となり、
オーストラリア内での軽トラックへの需要が急速に拡大しました。

軽トラの規格は日本だけアメリカにはない

軽トラの盗難に頻繁に遭う具体的な原因は
明らかではないものの、軽自動車が日本固有の
規格に基づいて設計されている点、

さらに自動車メーカーによる新車としての正式な販売実績が
これまで存在しないことも重要な考慮事項である可能性がある。

アメリカでは存在しない

軽自動車は660ccを超えない小さな排気量を持ち、
アメリカの標準的な「自動車」のカテゴリーには
収まらないほどの小型サイズを特徴としています。


このため、アメリカで「自動車」として正式に
25年ルールに基づいて輸入する方法のほかに、
「ATV」や「オフロードビークル
(高速道路での使用が不可能で、
主に家の近辺や私有地で使用される車両)」と

いったカテゴリーで、日本における小型特殊自動車や
農業作業用の車両と同様に扱われ、25年の期間を待たずに
輸入や登録が可能で公道を走行できるケースも存在します。

州によっては新車登録もできる

ATVとしての輸入及び登録を行う際には、
特定の条件を満たす必要があります。

これには、「ギアを前進と後退のみに限定する」
「最高速度を25マイル(約40km/h)に制限する」
「州間高速道路での使用を禁止し、利用可能な道路を特定する」

などが含まれます。

これらの条件をクリアすることで、
州によっては新車の登録が可能となることがあります。

私有地使用だけなら登録不用

公道を使用せず、
専ら私有地での運用に限定される場合は、
登録の必要すらなくなります。


例として、アメリカの中古車市場においては、
2022年式で走行距離がわずか4から5キロメートルの
ダイハツ・ハイゼット・ジャンボエクストラ4WD

約427万円で取引されています。

この車両には「FARM USE」(農場専用)という
プレートが取り付けられており、これは車両が公道ではなく、
主に農場など特定の私有地内で使用されることを
想定していることを示唆しています。

登録を取り消される事例も

アメリカにおいては、伝統的な「自動車」としてではなく、
新車でも他のカテゴリーで登録することが
可能な場合がありますが、最も確実かつ安全な登録方法は
製造後25年が経過し、FMVSS(アメリカの自動車安全基準)の
制約から解放されてから行うことです。

現在、アメリカ各州では軽トラックの登録に関して
状況が変わりつつあり、予期せぬ新規制が施行され、
既存の登録が無効になるケースも出てきています。

※ATVやオフロードビークルとしての輸入は、
25年の経過を待たずに行う方法であり、
このアプローチは公式に認められた方法とは言えず、
ある種のアンダーグラウンドな手段に該当します。

軽トラ価格がアメリカで高騰している

以前、AUTOCAR JAPANで触れたように、
日本製の軽トラックがアメリカで注目を集めていることが
明らかになっています!

その報告から約4年が経過しましたが、
軽トラの人気は依然として上昇傾向にあります。

アメリカやカナダだけでなく、
最近ではオーストラリアでも人気が急上昇し、
価格も高騰しています。

オーストラリアでは左ハンドル車への制限が厳しいため、
右ハンドル車である軽トラは特に好まれています。

軽トラ人気もあって!

アメリカでは軽トラックを「K-truck」
「MINI truck」と称し、多くの人々に愛用されています。

専用の販売ウェブサイトも複数存在し、
1990年代初頭から2022年にかけての範囲で、
走行距離がわずか5kmという新品同様の軽トラックが
豊富に取り揃えられています。

事例をあげてみた

いくつか例をあげてみた!

1992 Daihatsu Hijet Climber 4WD(2万3385km)/174万467円
2000 Daihatsu Hijet Dump 4WD(8万124km)/157万4451円
2010 Suzuki Carry Dump 4WD(3万8400km)/176万7036円
1992 Honda Acty Attack 4WD(7万5902km)/128万6550円
1995 Mitsubishi Minicab Firetruck(2万1667km)/174万467円
2003 Suzuki Jimny 4WD(5万3884km)/68万5980円

一部のモデルでは新車が400万円を超える価格で
売り出されていますが、1992年製のものでも
2010年製のものでも価格に大きな差がないのは注目に値します。

さらに、ジムニーなど他の車種も見かけますが、
軽トラの方がより高価で取引されている状況
です。

人気の理由は?

アメリカにおける軽トラックの人気の背景にはいくつかの
理由があります!

  • 多くの場合、走行距離が短い。
  • 広い荷台を利用して、農作物や狩猟の成果物を運ぶのに便利。
  • 小回りが利き、一人で運転するには理想的なサイズであり、
    非常に機動性が高い。
  • 日本製であるため、年式が古くても信頼性があり、
    部品の調達も容易。
  • 構造が単純であり、特別な技術がなくても修理可能。
  • 実用的な面だけでなく、最近ではカスタムを楽しむ人も増えており、
    カスタム用の部品も多数存在する。

これらの要素が、軽トラックの高い人気になっています。

アメリカの中古車市場

一部の軽トラックは、25年ルールを待たずに
新車としてアメリカへ輸入できると、
特定のアメリカの軽トラ専門販売ウェブサイトで
紹介されています。

■『オフロードビークル』カテゴリーで輸入可能なモデル

  • スズキ・エブリィ(1999年製から現行モデルまで、非ターボ版のみ)
  • スズキ・キャリイ(1999年製から現行モデルまで、非ターボ版のみ)
  • マツダ・スクラム(1999年製から現行モデルまで、非ターボ版のみ)
  • ダイハツ・ハイゼット(2008年製から現行、トラック、
    バン、デッキバンのモデル)
  • 三菱ミニキャブ(1999年製から現行モデルまで、
    トラックおよびバンのモデル)
  • 日産クリッパー(1999年製から現行モデルまで、
    NT100トラックとNV100バン)


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まとめ

軽トラックの人気が世界的に拡大する中、
悲しいことに盗難件数も上昇しています。

もし軽トラックを所有している家族や友人がいれば、
彼らに盗難リスクの増加を伝えて警戒を呼びかけてください。

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