ガソリンメーター１目盛り何キロ走る？軽自動車や普通車ハイブリッドでは？

車のガソリンメーターの１目盛りで
どれくらい走れるかご存知ですか？

１目盛りが示すガソリンの量は、車種によって異なり、
だいたい3リットルから10リットル程度です。

ガソリンメーターの残量が1目盛りになっても、
まだ15キロから80キロ程度は走行可能です。

この記事では、ガソリンメーターの1目盛りで走れる距離や、
ガソリン代とリットルあたりの燃費について、
「普通車・軽自動車・ハイブリッド車」ごとに詳しく解説します。

また、
ガソリンメーターが点滅した場合の対処についても紹介します。

ガソリンメーター１目盛り分のガソリン代

ガソリンメーターの1目盛りが示す量は
車種によって異なります。

ハイブリッド車、普通車、
軽自動車ごとにこの差異をまとめて説明します。

ハイブリッド車の「トヨタプリウス」では、
ガソリンメーター1目盛りが約5リットルを示します。

2023年7月時点でのガソリン価格が
1リットルあたり約180円のため、1目盛りの
ガソリン代は約900円となります。

プリウスの場合、
ガソリン残量が約6.4リットルになると警告灯が
点滅を始めます。

燃費が37キロ/リットルと仮定すると、
警告灯が点滅してからも200キロ以上を走行できる計算になります。

普通車「マツダデミオ」においては、
ガソリンメーターの1目盛りは約10リットルを示します。

この場合、1目盛りのガソリン代は約1800円となります。

デミオではガソリン残量が5リットル以下になると
警告灯が点灯します。

燃費が14.5キロ/リットルであるとすると、
警告灯が点いた後も約72.5キロ走行可能です。

軽自動車でのガソリンメーター1目盛りが示す
リットル数はどれくらいでしょうか？

例えば、「ダイハツミライース」では、
1目盛りは3.5リットルに相当します。

これによるガソリン代は約630円です。

また、「スズキハスラー」の場合、
1目盛りは2.7リットルで、
そのガソリン代は約486円になります。

このように、車の燃費はその性能や使用状況によって異なります。

例えば、エアコンの使用、急ブレーキや急発進、
長時間のアイドリングは燃費を悪化させる要因です。

1目盛りが何リットルのガソリンを示しているかを知っていれば、
残りの走行距離を把握しやすくなります。

これを覚えておくと、
急な燃料切れに慌てずに済みます。

ガソリンの残量が減っているにも関わらず、
給油をしなかった場合、どうなるでしょうか？

ガソリンメーターをチェックしていなかったり、
給油したくても近くにガソリンスタンドが
見つからなかったりすることはよくあります。

ガソリンが尽きると、車は動かなくなり、
エンジンが停止します。

もし走行中にガソリンが切れた場合は、
ハザードランプを点灯させて、車を路肩に安全に停めましょう。

安全な場所に停められなかった場合は、
直ちに警察に連絡することが重要です。

もし路肩に安全に停めることができたら、
最寄りのガソリンスタンドに連絡して、
ガソリンの配達を依頼することができます。

ただし、すべてのガソリンスタンドが配達サービスを
提供しているわけではないので、配達が不可能な場合は、
JAF（一般社団法人日本自動車連盟）に連絡するのが
最善の選択です。

JAFではガソリン配達のほか、
様々な自動車トラブルに対応してもらうことができます。

車の燃費を計算する際に使われる一般的な
公式は次のとおりです。

燃費（km/L）＝走行距離（km）÷ ガソリン使用量（L）

ただし、この方法ではガソリン使用量の正確な把握が難しいため、
計算が困難になることがあります。

これは、ガソリンメーターの目盛りだけでは
正確な使用量がわからないためです。

そこで、より簡単に燃費を調べる方法として
「満タン法」が推奨されます。

いちよし

この方法ではガソリンメーターを使用せず、
燃費を計算できますね。

満タン法を使用する場合、最初にガソリンを満タンにし、
トリップメーターを「0.00km」にリセットします。

その後走行を開始し、トリップメーターが示す走行距離を走った後、
再びガソリンを満タンにして給油します。

この時の給油量は、レシートなどで確認すると良いでしょう。

たとえば、トリップメーターで測定した距離が50kmで、
給油量が4リットルだった場合、50km÷4Lで計算し、
1リットルあたり12.5kmの燃費が得られます。

この方法で、実際の燃費を簡単に把握することができます。

今回は、ガソリンメーターの1目盛りが示す
燃費についてまとめてみました。

1目盛りのガソリン消費量は車種によって異なり、
約3リットルから10リットルの間です。

ガソリンメーターが残り1目盛りであっても、
約15キロから80キロまで走行可能です。

多くの人がガソリンメーターの1目盛りで意外と走れると
感じているかもしれませんが、エアコン使用などで燃費は変わります。

もしガス欠になりそうな場合は、冷静に対応しましょう。

日頃からJAFに加入しておくと安心です。